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ウェブ進化論

読んでいて面白かったです。要約すると
・いままで個人の頭で認識していた事柄や関係性をネット上のサーバーに置くことで他者に開放する。
・開放された情報や他のサイトとのリンク関係について、Google等が情報を収集し、関係性を把握し、加工することにより、他者は検索エンジンを通して情報にアクセスすることができるようになる。
・収集した情報を利用しやすくすし開放することにより、ビジネスチャンスが生まれる。

「情報革命は、筋肉もエネルギーも供給しない。供給するのは神経系である。」と著者は書いています。
リアルな社会との結びつきでは、Googleの売上高は直近で約5000億円、その大半は広告収入だそうです。また世界広告市場は、35兆~40兆円ということですから、その金額シェアは1.25%~1.43%となります。

今後もGoogleのシェアは増加していくものと思われますが、こうした広告からの影響よりも、私たちにとって影響が大きいのは、情報や他者の思いに触れて人々の行動が変わることなのかもしれません。リアルな社会に生きる私たちですから、最後は人間の選択が大切ではないかとあらためて思いました。

ウェブ進化論 梅田望夫 著 ちくま新書¥740円(+税)

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